Restart、4話公開&QUARTET★DIVAページ更新
ご無沙汰の更新です。

事情……というか言い訳は後日、きちんとお話します。
ただ今は発言自粛中ということで当面はブログでは蒼の十字架を更新していくつもりです。
申し訳ありませんがご了承ください。

1つ言えることは自身の発言に対して怖くなったということです。

ブログにしろツイッターにしろ、見てる人に気を遣っては書いてるつもりですが基本的には私が言いたいことを発言する、出来る場所だと思っています、いや思っていました。
だから人になんと言われようとも……っていう気概ではいたのですが、今までそういう方は幸か不幸かいらっしゃらなかったので何ともなかったのですが、やはり面と向かって言われると堪えますね……
とはいえ、だからってこのまま作品のみ公開し続けるのは果たして蒼の世界として、そしてこれまでのサスの活動として正しいのかというのは思っております。

事実、蒼の十字架のみになってから拍手の数も減っておりますし……
(有難くも頂いてはいるので感謝しております)

少なからず、通常の記事も待ってくださっているのかなっと思ったりもしておりますし、自分としてもある意味、現状がいいとは思っておりません。

ただ言われたからにはそれを無視することも出来ず、まずは自粛して、やるべきことをきちんとやって事を終え、決着というと大げさですがしっかりと自分で納得が出来ましたら、その時はブログの更新もやっていきたいと思います。

今年は頑張る、2月に入ったら……と言いつつこんなことになってしまい、自分の無力さを本当に痛感致します。
申し訳ありません。


ウヅキアイさんとの共同作品、Restart4話公開致しました。
今回はアイさんに考えて頂いた流れだけを守って、私が好き放題書きました(ぇ
特に前半のアズの暴走はほぼ私の案です。
ただ今回はブレイク、顔見せってことでアイさんからの修正も特になく、すんなりと公開……出来るはずでしたがまぁ、上記の理由で私が執筆用のパソコンを触ってなかったので今日になりました(汗


後、先日、結成を発表したQUARTET★DIVAのページを更新しました。
基本的に蒼の世界のトップの更新履歴には更新したっていう表記のみ行って、詳しい内容はQUARTET★DIVAのページにも履歴がありますのでそこで確認してもらえればと思います。
(ただ楽曲公開など大きなことに関しては表記予定です)

ツイッターの公式アカウントを作ろうとも考えましたがまだまだ始まったばかりの試験的な要素も強いため、モーメント機能を使って私のツイッターからQUARTET★DIVAの更新情報を中心にメンバーの活動や裏情報、メンバーの詳しい紹介などなるべく定期的にあげていきたいと思っておりますので良ければチェックしてみてください。


それでは……私のメンタルが回復して、色んなことが落ち着きましたら今度こそ、動いていきたいと思いますので……!

すみません、よろしくお願い致します!


ではではノシ



蒼の十字架27
「あれ、確か町の茶屋場の?」

「あ、はい。やっぱり昼間の方ですよね?」

この会話に対してすぐに三人は各々、発言をし始めた。

「サクさん、王子を探しに来つつちゃっかりと、ですか?」

「違うわ!」

「ふ~ん……ま、サクさんも男だしね」

「あのな……」

「俺は反対はしませんが王子を使って町に来る理由にはしてはいけないと思いますよ?」

「ナオナリ……お前まで何を言う……」

三人の明らかに誤解している発言にゲンナリとしたところで女性が戸惑いながら話に入ってくる。

「えっと、城に仕えてるとお聞きしたので分かるかなって思いまして」

「何がですか?」

「サクさんって方をご存知ですか?」

女性の口からサクの名前が出て当人は目を丸くし、三人は揃ってそら、見たことかという顔をした。
もちろん、サクが睨みをきかせた後に話を進めた。

「自分がサクですが?」

「あ、そうだったんですね。改めて私は茶屋場で働かせてもらっているナナミです。昼、助けて頂いた方からこれを預かったんですが……」

「助けた?」

あまりに色々、ありすぎて一瞬なんのことか分からなかった。

「あの、あなたが探していた、左腕に蒼色の腕輪をつけた……キャッ!?」

ナナミという女性が言い終わる前にサクはナナミの両肩を掴んで詰め寄っていた。

「あの男は今、どこに……」

今度はサクが言い終わる前にリノの小刀がサクの頭に強打した。

「不埒よ」

「いや、死ぬけど……」

ユウジは呆れていたが刺さらなかった時点で偽物と分かったため慌てはしなかった。
痛む箇所を擦りながらリノと言い合いが始まったところで話し相手がナオナリに変わる。

「それでその人から何を預かったんですか?」

「あ、これです」

ナナミが取り出したのは紙だった。
ナオナリは受け取り、ユウジに騒がしい二人を止めさせてその紙を四人で見てみる。

『俺の身柄は俺が預かった。返してほしければそれなりの誠意を見せよ』

四人は当然、言葉を失った。
というか何だこれ、というしかなかった。

「すみません、これだけですか?」

ナオナリがナナミに聞くとまた紙を取り出した。

「あ、えっと一通目を見せた後にこちらを見せてほしいと」

また四人でその紙に書かれている言葉を読む。

『にゃーんてね。ちょいと野暮用ッス!ちゃんと帰るから心配しないでね。サクくんなら誤魔化してくれると信じてるよ!帰るまで頼んだよ!』

サク以外の三人はそれぞれどうしようか考えつつ、恐る恐るサクの様子を確認する。

「あんの……バカやろう……!」

紙を握り潰して怒りの声を発した。その声は小さかったがその場にいた関係者たちには悲痛の叫びにしか聞こえなかった。


蒼の十字架26
「それより話を進めたいんだけどリノとナオナリの今日の行動を教えてくれないか?簡単に言えばなぜリノがここにいてナオナリが今までいなかったのかを」

ユウジが質問をすると最初に口を開いたのはリノからだった。

「私はある人からの依頼での調べごと。後はついでにサクさんに情報を伝えに来たの」

「サクさんに、ねぇ……どっちがついでかな?」

ナオナリの茶化しにリノは無視を決め込んだ。

「調べてることは?」

「それは依頼主の希望でまだ伝えられないけど関係あるからいずれ話すわ」

「じゃあサクさんへの情報は?」

ナオナリは顔はニヤついているが話は進めようとはしているらしい。
それがまたリノにとっては癪にさわるのだが……

「まぁ、サクさんにというかこの国のため、だと思うんだけど……」

ちょっと言葉を濁して言いづらそうにする。
ユウジとナオナリは顔を見合わし、不思議そうにする。

「王子を見たわ」

「何ぃっ!?」

リノが一段と小さな声で言った発言にいの一番に反応したのは倒れていたサクだった。
もちろん、三人全員が驚いて身体を少し震わせた。

「急に起きないでもらえますか?」

ユウジが目を細めて起き上がったサクに注意した。

「王子のことに関しては相変わらず恐ろしいぐらいの忠誠心ですね」

ナオナリの聞き方によっては皮肉に聞こえる言葉もサクには届かず、リノを凄い剣幕で問い詰めていた。

「どこに……?とこで見たんだ!?」

「お、落ち着いてサクさん……」

「あのバカが今頃、何かしでかしてると思ったらそれだけで……!」

本当に恐ろしいのか身を震わせ頭を抱えた。
猟兵相手に交渉しようとするほど堂々と話していたくせに、とユウジは失礼と思いながら若干呆れてしまっていた。

「王子に関しては俺からもある。女狐のその話の前に俺の話もいいか?」

今度はナオナリの話となった。
ちなみにナオナリとリノもサクやユウジとほぼ同じ知り合いというか関係性なのだが女狐と異名がついてからは真剣なとき以外は女狐と呼ぶ。
今は真剣な場面ではないのかという感じだが基本的にナオナリも兵士としてや指揮をとる立場上、凄く真面目で堅いイメージが世には広まっているが気を許している人たちには普通の友人として接する。

「ナオナリは国からの命令があったんだっけ?」

「あぁ。最初、命令を受けた時はハヤトを王子のお見合い相手の護衛に行かせるために俺をこの国に留まらせるためだと思ったんだけどな」

現にハヤトに押しつけられそうになったし、と付け加えるとやっぱりか……とサクとユウジは苦笑した。

「その命令って一体何だったの?」

「この城下町の一番近くの村。そこから来る物資が遅れているから確認してきて欲しいってな」

三人は言葉を失った。
もちろん、三人が思ったことは一緒だ。
その程度のことで国はナオナリを使ったのか、と。

「一応、聞くが問題あったのか?」

「まぁ、問題はあった。村の物質とかは全く関係ないがな」

「どういうことだ?」

「サクさん、王子がいなくなったのっていつですか?」

「俺が気づいたのは今日の昼前だな」

「俺もハヤトからそのことを聞いたのは昼の訓練後です」

「それから命に出たわけ?」

「そ。だけど村の人とやり取りをして城に帰る途中、ある人物と会った」

まさかそれが王子と言わないよな……と三人は息を呑んだ。

「いや、流石に王子を見つけたら連れて来てる」

三人の表情から汲み取ったナオナリは否定した。

「リノは分かると思うが風雷が目の前に現れた」

「風雷?」

サクがまた聞いたことのない異名が出てきて聞き返した。
しかし、それを聞いたリノの顔は険しくなった。
ナオナリがリノを名前で呼んだ時点で深刻さが物語っている。

「風雷のシュンスケ。この大陸に暗躍する執行者だな」

「聞いたことはあるけど何でナオナリの前に?」

「知るか。理由も言われないし、無言で襲ってきたんだよ。それで今の今まで相手をしてたわけ」

「つまり、ナオナリは足留めを食らってたってわけか?」

「そういうことですね」

「でも風雷ってあの死神と一緒で誰かに依頼されて動くって聞いたけど?」

ユウジの問いに真っ先に答えたのはリノだった。

「そういうわけでもないみたいよ」

「えっ?」

「この町に着いてすぐ私は死神と会って戦ってる」

衝撃発言に二人はもちろん、ナオナリも流石に驚いた。
サクも死神の異名は知っているらしい。

「え、じゃあ……お前、幽霊?」

「失礼よ、サクさん!」

「でもよく生きてたな。噂通りだとその手の依頼で失敗は聞かないが?」

「なんか依頼じゃなかったみたい。私のウデを試したかったらしいわよ」

「随分とモテるんだな、女狐」

「どうせならいい男にモテたいわよ。それよりナオナリさんが戦った風雷だけど死神と通じてるって噂もあるわよ?」

「は?」

ナオナリは唐突過ぎて抜けた声を出してしまった。
変わりにユウジが口を開いた。

「俺は詳しくはないけど死神と風雷ってやってること一緒じゃないのか?」

つまりは商売敵と言いたいのだろう。
現にそれこそ、この二人が対立している噂はその道の人たちは聞いたことは必ずある。

「それこそが迷彩。ま、確証はないけどね」

「女狐の欺いてるとは相手さんも厄介だな」

「でも問題は……」

「その死神、風雷、そして猟兵。この国の城下町付近でヤバいやつらが相次いで現れたことか」

サクの言葉にリノは頷き、ナオナリは腕を組み、ユウジは思わず唾を飲み込んだ。

「そしてこんな時に王子のお見合い話もだが肝心の王子が行方不明とはな」

「あの……」

四人が話しているところに一人、女性が近寄り話しかけてきた。
すぐに反応したのはサクだった。


蒼の十字架25
「これからが楽しくなるところじゃん!」

紅戦姫は不満そうな顔というか完全に不満を口にしていた。

「得物、これしか持ってきてねーんだ。お前一人で女狐とアイツの相手は無理だろ」

血閃の言葉に紅戦姫はため息をついた。

「仕方ないなー。今日のところはこれまでだね。また殺ろうね、リノ!」

「今日はまだまだ序の口もいいところだ。これから始まる激動の波についてこれるかな?」

そう言い残し、血閃と紅戦姫は去った。
いつもなら後を追って少しでも情報を得ようとするリノもここは町の状況などを考慮して深追いはやめておくことにした。
猟兵が去って少ししてからようやく兵士たちも現場に駆けつけてナオナリの指示で沈静化を行った。
そしてユウジとリノ、指示を一通り出し終えてからナオナリも加わって倒れているサクを囲んで各々の現状報告と情報共有をすることにした。

「とりあえずリノ、本当に助かった」

ユウジはまず、助けに入ってくれたリノに感謝を述べた。

「しかし無理をし過ぎだ。血閃と紅戦姫の二人相手に一人で戦うなんて冷静なお前じゃ考えられないんだがな」

言葉は厳しいことを言いつつナオナリの目は明らかに笑っていた。
というか意地悪くからかいモードだ。
女狐のリノが苦手な相手がそれはこのナオナリなのだ。
戦いにおいてという意味ではなく、ただ単に話せる相手としてリノはナオナリに口では勝てない。
その理由は簡単に言えばナオナリはリノの秘めたる想いを知っているから。
ナオナリは人の心を読むのにも長けているようで上の立場、例えば王族などの関係性を除いてナオナリに対抗できる相手は片手で数えられたらいい方だ。

「だ、大体、こんな時にナオナリさんがいない方が問題じゃない!私がいなかったらユウジさんもサクさんも死んでたわよ!?」

「おー、確かにそりゃ大変だな」

ニヤニヤとするナオナリにリノはもういいと言わんばかりに顔を背ける。
ユウジはいつもリノがナオナリに対してだけこういう感情が揺れるのは疑問に思っているのだがナオナリ相手にしている人はほとんどそんな感じになるため、リノも例外ではないのかなっていう自己完結に落ち着いている。

「んで、なんでサクさんは倒れてるんだ?」

ナオナリは一応冷静に聞いた。
見たところ猟兵にやられたわけじゃなさそうだし、ユウジもリノもそこまで心配してる様子もないからなのだが。

「あぁ、それはリノが吹っ飛ばしたから」

ユウジがあっさりと教える。
ただリノは慌ててフォローする。

「し、仕方なかったんだって!あの状況で紅戦姫の乱発から二人守るのは厳しかったから近かったサクさんを離してユウジさんの方を自分で守ったの」

「つまりサクさんよりユウジをとったと」

「違う!なんでそうなるのよ!?」

ナオナリは誰が相手でも話の主導権を握るんだなとユウジは感心していた。
今更になるがリノが女狐と呼ばれているのはその戦闘力もだが巧妙な手口や話術で人を騙し、情報を得たり、撹乱させてその事態を自分の都合のいいように自在に変える上手さを持っているからだ。
次第にリノの存在は知られるようになり、女狐と呼ばれるようになった。
ユウジはリノとそのように呼ばれる前から知っている仲で性格も分かっているからこそ別に女狐という異名にいい意味でも違和感はないのだが、だからこそナオナリ相手にからかわれてる方が違和感があった。


蒼の十字架24
「ユウジさん。サクさんを起こして城に行って」

「なに?」

「少しでも兵士を呼んで。それぐらいの時間なら稼げる。恐らく、猟兵の……いや、この二人の狙いは他にある」

「だ、だがそれまでの時間をリノは……!?」

「私は女狐のリノ。騙すのが仕事よ」

ユウジを見て華麗にウィンクを見せる。
そう、ここで逃げたりするぐらいなら血閃を見かけた時にこの町を去った。
いや、血閃を見たからこそ、サクとユウジを助けに飛び出した。
別に異名にこだわりなんかないがせっかくつけられた名だ。
どうせなら恥じない自分を貫く。

「いっくよー、リノ!」

「はぁっ!」

女狐と紅戦姫の戦いが始まった。
こうなってしまってはユウジには手助けしようがない。
だからせめて言われた通りにするしかない。

「サクさん!」

ユウジはすぐにサクに駆け寄る。
しかし、それを見逃す血閃ではなかった。

「おいおい、女狐の狙いぐらい気づけよ。女狐がそこまでするってことはあいつら、結構、重要ってことじゃねーの?」

血閃が銃を構える。
その狙いは倒れているサクだ。

「くっ!?」

「おやおやー?気をとられてー、私のー……スピードについてこれるわけぇ!?」

血閃の言葉はハッキリとリノに届いていた。
もちろん聞こえるように言ったわけだが。
意識が僅かにサクに向けられた瞬間を紅戦姫に狙われて小刀を弾かれる。

「戦えないやつ二人に女性一人。そんな相手に一流の猟兵が二人がかりは卑怯だろ」

鈍い金属音が響いた。

「ほえ?どしたの?」

紅戦姫が血閃の方を見ると長い銃口が真っ二つになっており、血閃はすぐにその銃を投げ捨てた。

「好き勝手やってくれた礼だ。それに二対二なら公平だろ」

「ナオナリ!」

ユウジが名前を呼んだのはこの国一番の実力者のナオナリだった。
ユウジに対して軽く笑みを見せたがすぐに得物である長刀を構えて血閃を睨みつける。
銃を投げ捨てた血閃はお手上げのポーズをして紅戦姫に合図を出した。
紅戦姫は明らかに不満そうな顔をしたが血閃の側まで一回で跳んだ。


蒼の十字架23
「それでなんでこの男がここにいるとおかしいんだ?」

ただ呆気にとられてても仕方がない。
サクはリノに情報を求めた。

「血閃は自分の団、部下を持ってる。それが向こうで戦ってるようだけど今、この男はこう言ったわ。この国の重要人は殺すと」

リノの言葉にユウジが声をあげた。

「そうか!時間帯などを考えてもそれが目的なら城を襲う!」

「そう。だけど指揮をとるべきあなたがなぜこんなところにいるのかしら?」

「やれやれ……だからお前の相手は苦手なんだ」

男がため息をついた瞬間、リノは気配を察した。
そして咄嗟にサクを突き飛ばし、ユウジの前に立って銃弾を弾く。

「ヒュー!さっすがリノ!よく反応したね!」

「紅戦姫!?」

「アハハ!カナミでいいのにー。私とリノの仲じゃない?」

ヒョイと血閃がいる建物の屋根に飛び乗る。
この女の登場にリノが驚いていたが血閃も呆れた様子で女に話しかけた。

「お前がこっちに来たら誰があっちの指揮をとるんだよ……」

「だいじょぶ、だいじょぶ。危なくなったら退いていいよって言ったから。今日は別にぶっ壊しに姫たわけじゃないじゃん」

「まぁ、そうだけどな……」

「それにさ、戦えない重要人を殺すよりリノをここで殺っちゃった方が後々、楽だし評価されるんじゃないかな?」

「言ってることは最もだが相手は女狐だぞ?」

「トシヒロと二人なら楽勝っしょ!」

猟兵二人が明らかに聞こえるように話しているがリノは今のうちに逃げるようにユウジに促していた。
しかし、流石にユウジもリノがいかに腕が立つと言えど置いて逃げるわけにもいかない。
もちろん、いたところで足手まといにしかならないのだが……
ちなみに先ほど紅戦姫の奇襲を避ける際に吹っ飛ばされたサクは打ち所が悪かったのか立ち上がれないでいた。

「私も守りながらあの二人と戦う余裕は残念ながらないわ」

「しかし……」

ユウジが渋っていると猟兵側の意見がまとまったらしく、リノの方に戦意を向けてきた。

「ま、トシヒロは援護でいいよー。リノとはガチでやりたいし」

「ガチでやりたいのに援護を頼むのかしら?」

「えー?そりゃ頼みたくはないけどさー。トシヒロがここでリノと殺り合う条件が確実に殺ることだって言うからさ。確実にって言われたらリノ相手に一人じゃ約束は出来ないし」

チッと舌打ちをしたのはリノだ。
紅戦姫一人なら勝てなくても粘れる。
時間を稼げば一応は鍛えられているこの国の兵士たちが駆けつけるだろう。
城の方にいる猟兵たちは今、指揮をとるリーダーがいないのだから。
だが血閃が援護とはいえ戦いに入るなら話は別過ぎる。
戦況は悪い。
勝算はハッキリ言ってない……というかこの状況で死ぬ以外に思いつかない。
だけど……


蒼の十字架22
「面白いな。そんなことを言われたのは初めてで面白いが……答えは無理だ。金で動くっていうと軽く聞こえるだろうがこの世で一番重いのは命、そして信用出来るのは金だ。これでも猟兵は信頼されてこそ仕事が成り立つんでね。そうじゃなきゃ金がもらえない。金がなきゃ戦力は維持出来ないし、当然生きてはいけない。一番重い命を賭けて俺らは仕事をしている」

中々に自分たち本位の考え方だが言ってることは間違ってはいない。
少し言い方を変えると国だってそんな事情だってあると言える。
それを分かっているからサクもユウジも猟兵の男の言葉に反論することが出来なかった。

「理解しろとは言わねぇよ。どっちみちこの国の重要人は殺れって言われてるしな」

男は銃口が長い銃を背中から取り、構える。
どうする?
と考えようとするがこの状況下で思いつくわけがなく、殺られる恐怖感しかなかった。

「だったらあなたがここにいるのはおかしな話じゃない?」

「おっと?」

サクたちには見えなかったが何かが猟兵の男に飛んでいったらしく、構えていた銃を降ろし、それを身軽に避けた。

「血閃のトシヒロ、お久しぶり」

「女狐か」

「リノ!?」

「サクさん、ユウジさん、ご無沙汰」

ニッコリと笑って挨拶したのは先ほど死神と対峙していた女狐のリノ。
もちろん、この町に来ていたのだから駆けつけたわけだがリノにとっても猟兵にとってもお互いにここで会うのは予想外だった。

「参ったね。女狐がいるなんて聞いてないが?」

「それはこちらのセリフだけど?最近、動きがないと思ってはいたけれどね」

猟兵と普通に話すリノに二人は戸惑う。

「リノ、この男を知ってるのか?」

「まぁ、その道に関わる者なら猟兵の存在はサクさんたち以上には身近よ。ただこの男の猟兵団は特別。それにこの男はその中でも幹部で実力、知名度に関しては郡を抜いてるわ」

そう言われてる男は頭を掻いていた。
やれやれと言った感じなのかとりあえず面倒くさそうなのは見てとれる。

「知名度に関してはお前が言うかぁ?女狐ぇ」

「血閃よりは低いわよ」

サクは猟兵をよく知らないのはあるが目の前の男が危ないやつなのは分かる。
しかし、それと同時にそんなやつと対等に話すリノが凄いと今の状況ながら感心もしてしまった。


蒼の十字架21
「ま、そういうこった」

低い声だったがハッキリと二人には聞こえた。
視線を向けると男が嫌な笑みを浮かべて立っているのが暗闇ながら火のおかげで見えた。
影がまた一段と男の嫌らしさを際立てていた。

「お前は?と聞くだけ無駄か?」

「答えても構わんが俺が誰かより、何でこんなことをしたか?が問題じゃないのかい?」

最もだがそれを自分で言うだけあるのか相当、自信があるらしい。
しかし、これだけの町の騒ぎに城にいる兵士は何をしているんだ?
そんな風に疑問を持ったサクが城の方を見る。

「無駄だぜ。俺の一団が城を攻めてるからな」

「一団?」

こちらの火の音が強くて分からなかったが見てみると城の方から確かに銃声や戦闘音が聞こえ、あっちも火が上がっているようだ。

「じゃあ改めて聞こう。なんのつもりだ?」

「雇われ、言われた通りにした。まぁ、それだけだな」

「雇われた?」

あまり聞きなれない言葉にサクは聞き返した。
しかし、ユウジはピンと来たのか男に問い訪ねた。

「お前、猟兵か?」

「ご名答。この辺じゃあまり聞かないらしいがよく分かったな」

「猟兵って金で動く戦闘集団だっけか?」

「はい。戦闘力に関してはこの辺の国家じゃ勝てないでしょうね」

「ま、全ては金のためよ。お前らには恨みはないが依頼人の望みだ。消えてもらうぜ」

「金のためならこっちが提示以上出せば依頼は変えられるのか?」

サクの突拍子のない提案にユウジは呆気にとられたが猟兵の男も一瞬、目を開いたがすぐに額を手で抑えて声高らかに笑いだした。


蒼の十字架20
サクとユウジは夜の町に来ていた。
昼とは違う賑わいに基本、真面目体質な二人は全く慣れはしない。

「王子が好きな雰囲気ですけどね」

ユウジは苦笑しながら呟く。

「マジで騒ぎが起きた方が見つけやすいんだがな……」

サクの冗談のような言葉にユウジは返そうと思ったが顔が強張っており、目も据わっていたためやめておいた。
多分、本気で言ってる気がしたからだ。
確かに騒ぎが起きた方が分かりやすいがそれはそれで対応に困る。
サクの精神状態も心配の域に達してきてるため、さてどうしようかとユウジが考えようとした時だった。

「なっ!?」

大きな爆発音が聞こえてきた。
すぐに音のした方を見るともう火の手が上がっていた。

「ユウジ!」

「はい!」

サクはすぐにユウジに声をかけて二人は現場へと直行した。
現場方向から逃げてくる人々の波に逆らいながらやっとの思いで現場付近までたどり着いた。
出来ればここに来る前に少しでも情報が欲しかったが全員、パニックになっていて逃げるのに必死で声をかけても誰も立ち止まるどころか振り向きもしなかった。

「ここは……?」

「物流記録所ですね」

簡単に言えばこの町の外から入荷、輸入した物を記録して保管している場所。
城下町ということもあり、町に出入りする人は簡単な検問しかないが物に関しては中には王族に差し出す物もあるから売り物などの質や入手経緯は明確にしていた。
ここを壊したところで記録が消えるだけだが……

「そんな怪しいのが輸入された?」

記録が消えて得するのはそれぐらいだ。

「いや、そんなもんがあれば昼のうちに分かるはずだろ。ユウジ、お前の方がその辺は詳しいだろ」

「えぇ。つまり……」

「ここを狙ったわけではないってことだろう」

サクとユウジが状況判断をしていると燃え上がる物流記録所の隣の建物から声が聞こえてきた。


蒼の十字架19
「やるな」

「あら、身を隠すのは終わりかしら?」

「こういうのは本来、性分ではないのでね」

暗闇から男が足音を出さずに女性の前に現れた。
実際に対峙すればより分かる。
この男は自分より実力は上だということ。
そして明らかに今までの仕掛けは試されていたのは発言からも明白だ。

「女狐のリノ。流石の動きだな。悪くはない」

「その呼ばれ方は非公式よ?」

「二つ名なんてそんなもんだろ」

「で、あなたは?」

「カゲミ」

「あなたが?」

カゲミと名乗った男はこの近隣の国に住んでいる者ならほとんど聞いたことがあるだろう。
しかし、姿を見たものはいない。
いや、実際には見た時は最期、生きてはいない。

「死神のカゲミ。誰の依頼で私を?」

「殺し屋が依頼人を言うと思うか?」

「あら?死ぬ相手になら言うのかと思ったのだけど?誰に依頼されたのか気になるし」

「なるほど。後の活動に検討しておこう」

牽制しあいながら互いに笑みを浮かべる女狐と死神の異名を持つ二人。

「それで教えてくれるのかしら?」

「残念ながら無理だな」

「あら、それは残念ね。理由は?」

「依頼人がいないからな。女狐のリノがどの程度のウデなのか、試した。それだけだ」

死神はそう告げるとあっさり女狐に背を向ける。

「また会うだろう。その時は手加減しない。まぁ、出来る相手でもないようだしな」

死神はそのまま闇へと消えていった。
気配が完全になくなったと感じた瞬間、リノからは冷や汗が出てきた。
今、戦っていたら間違いなく死んでいた。
噂は所詮、噂。
対峙したからこそ真に分かる恐怖をリノは感じた。

「ふぅ。町で遊べる気分じゃなくなったし、仕事はしっかりやりましょうか」

気を取り直して服装を正してリノは城の方に向かって歩き出した。


蒼の十字架18
町では昼にやっていた店を閉じているところも多々あるが逆に夜にしかやらない店もあり、中には昼も夜も開いている店もある。
同じことをやっている店もあれば昼と夜で別のことをする店もあるなどこの町は夜も変わらず賑わいを見せている。

「久々に来たけど相変わらずの町ね」

綺麗な和装に身を包んだ女性が町に入っての第一声がこれだった。
夜だというのに明るさで言えば昼に負けていない。
この町の人たちはいつ寝てるのだろうか、などと初めて来た人は疑問に思うこともあるらしい。
現にこの女性もそう思った一人だ。

「さーてと、さっさと用件済ませないと楽しめないわね」

しかし、今ではすっかりこの町の夜の雰囲気にはまったらしく、満喫するつもりらしい。
グッと両腕を上に伸ばして城の方を見る。
そして行こうと一歩足を踏み出した瞬間、後方から何かが飛んできた。
気配は僅かながら察知していたため瞬時に避け、周りを警戒した。
最初から警戒はしていたが態度に出すと相手は仕掛けて来ない。
夜に奇襲的に攻撃してきた時点で正体はバレたくないのだろう。
そんなのが毎回のように現れたらしんどいから警戒して取り逃がしたり、自分から逃げてたらキリがないからこのような方法を取っているのだが何回もやっている辺り、意味がないことにそろそろ女性も気づいたらいいのだとは思うが元々、好戦的でもあるため仕方がないのだろう。
むしろ、わざと仕掛けてる気すらしてくる。

「……?」

警戒をしてきてから気配が一気に変わった。
簡単に言うと殺ってくる気配がしない。
視線だけで周囲に気を向ける。
相当の手練れなのか?
それともすでにこの場を去ったのか?
いや、それはない。
女性の勘と感覚がそう告げている。
久々に味わう余裕のない感じ。
危機感と共に少し高揚もしてきた。
その高ぶる気持ちを抑えて小刀を取り出し、逆手に持って構える。
緊張感がその場を支配する中、女性がふっと僅かに息を吐いたその時だった。
五つの刃物がほぼ同時に飛んできた。

「くっ……!」

二つを小刀で弾き、後は横に跳んで避けた。
片膝をつきながらも体勢を崩さず刃物が飛んできた方をしっかりと向く。


蒼の十字架17
「それで情報は?」

「町で茶屋場の看板娘らしき人を助けたっていうのは聞いた」

「……人違いじゃないですか?」

「残念ながら信憑性は高い」

「えっと……じゃあ……今回は……捕まらない……わけですね……」

凄い言葉を選びながら話しているが全く浮かばないのか詰まりっぱなしだ。
そこから若干の沈黙の時間が流れた。
サクは完全に手詰まりなのか話す気配がなく、自分から提案するしかないような雰囲気をユウジは察して必死に頭を働かせた。

「とりあえず、無闇に町に探しに行くのは効率悪いとは思いますが城にいても仕方ないのも確かですね」

当たり障りのない提案しか浮かばなかったがまぁ、現状はこれしかない。
なんせ情報が少なすぎる上に自由奔放王子は常識が通用しないのだから。
サクは今日、何回ついたか分からない大きなため息をついて歩き始めた。
その後を苦笑しながらユウジは着いて行った。


ツイッターの文章をコピペ
車のクラッチが硬いと親に言われて修理工に持っていきました。自分はそれに10年乗ってきてそれぐらいのMTは数えるぐらいしか乗ったことがないので比べようがなく、硬いのか?としか思っていなかったのですが……→続く

電話が来て『ばらさないといけないから最低でも7万ぐらいはかかる』……漣『え?(・・;?)』→続く

今年、車検。地味に7万は痛い。というか最低ってことはばらしてみて部品交換があればもっとかかる……一応、親に相談→続く

親『10年経つし、新しいの探したら?』
漣『……え?(・・;)』
親『探すだけ探してなかったら直せばいいだろう』
漣『予算は?』
親『お前次第だろ』
漣『……全額?』
親『こっち(親)は去年、車買ったからな……』
漣『(知らんがな)』
親『まぁ、任せる』
漣『でしょうね』
→続く

というわけでとりあえず探すだけ探してみることに。クラッチが硬いだけで樺れば乗れないわけじゃないらしいので様子見ながら車を探そうということで……中途半端なんですよね。壊れるなら買わなきゃいけないぐらい壊れれば腹を決まるわけですが自分は別に不便には感じてなかったわけで……→続く

ただ修理工の社長さんにも『パワーがあれば(クラッチを踏む力)乗ってられるだろうけど硬いし、古くなってきてるしね』と言われ……というかいつもそこに車検頼んでますが乗ってるでしょ、違和感なかったんかいって心の中で思ったのは内緒ですよ?(ぇ →続く

別に乗れなくはないのに7万以上かけて直すのも痛いし、古くなってきて買い替えも正直考えてはいたのでいい機会と言えばいい機会とも言えますが……車を買うとなるとやっぱり決心しないとなかなかジュースを買うみたいにはいかなくてですね(苦笑
そんな漣の車事情でした。→終了


……そして車を軽くネットで探してみましたがまぁ、いいかなーっていうのはあったので時間を作って見に行こうとは思ってますが正直、新しくすることに基本的に抵抗を持つ私としては前向きではありません。
乗りたい車の新車にするならともかく……もちろんそうしないのは予算の問題ですが(苦笑

というかMTで探してるんですがそのいいかなーって何個かピックアップしたやつにタコメーターがついてないとか正直、ありえないんですけどね……
結構、見て走るんでなくても慣れると親には言われてますが多分、後からつけるんじゃねーかなって思っててだったらあるのが欲しいなっとまだ粘ってます。

もう今日の話なのでそんなすぐ決めることでもないんですけどね。
硬いだけで走れないわけじゃないですし、私はそれが普通だと思って運転してるのでまぁ、今のところ問題はないです。


明日、ブログ書けたら書きますが書けなかったら蒼の十字架を更新します。
書いたなら木曜日に蒼の十字架の予定です。
そして金曜日か土曜日辺りにRestart更新しますね。


ではではノシ




誕生日ということで……
まぁ、特には何もないわけですが、サスです(ぇ

とりあえずアルバムCDなどなど買ってもらい、今日発売の宮野真守さんの本は予約したものの発売日前の書店の取扱数には間に合わず、注文という形になったので中旬までお預け。

……特に何もないってプレゼントはもらってるのでそう言っちゃダメですね。

さて2月ですね。

新年を迎えると誕生日もすぐなので本当に1年が始まった感があるのですが現実を見ればすでにもう1ヶ月が経ったわけで。

冬季オリンピックももうすぐですし、一応ニュースで日本代表を応援はしていきます(ぇ

とりあえずね、執筆をしなければならないのですよ。
あんまり設定を考える癖をいったん止めて執筆に集中しようと思いついたのは後程考案メモを作ってそれにとにかく書き殴って執筆しようと……!
しかしながら後程考案メモの書き殴りに時間がかかって2日ほど時間を潰すという(ただのアホ

昨日、今日と誕生日祝いをしてもらってお酒も少々頂いたということもあり、執筆も正直集中できる時間を作れなかったのもあるので明日以降はしっかりやっていこうと思います。

2018年、2○才(0ではなく○という名の伏せ)になった私に抱負は創作活動、サイトの更新をとにかく楽しんでやって、閲覧してくださってる方々にも楽しんでサイトに来てもらいたいっていうのを思っております。

原点回帰。

頑張るのも大事。
やらなきゃいけない気持ちの大事。

ですが根本、人が楽しんでやってないのを見て楽しめるわけがない、と思いますので。

私自身がやっぱり楽しんでやっていれば見てる人も楽しんでもらえる。

そんなある意味、希望を持ってやっていきたいと思います。

改めて2018年も蒼の世界、そして1歳年をとったサスを引き続き見守って応援して頂けるよう、よろしくお願い致します!



QUARTET★DIVA結成!
作詞活動の更なる企画として考えていると言っていましたが今回、結成を正式発表しました!
ガールズボーカルユニット、『QUARTET★DIVA』です!

songページにてオフィシャルサイト……っていえばカッコがいいですが所詮、私が作ったページなので過度な期待はともかくとして公式サイト(一緒だよ)に飛べるようになってますので見てみてください。

まずはメンバー紹介、プロフィールを公開しました。

まぁ、私の作詞活動の歌を聴いてくれている方はお馴染みの歌い手様たちではありますがやはりこういうのは信頼できる方と一緒にやりたいっていうのがありましたのでやはりこの4人だろうと……!

遠井優さん、本宮りのさん、花霄凌さん、花月唯さん。

私の作詞活動の今までのシングルではまぁ、所詮は私が書きたい歌詞を好きな曲調で作ってもらって好きな歌い手様に歌ってもらうという完全に私の趣味でやってました。

ただ今回、ユニットを結成して偉そうな言い方をすると私がプロデュースする立場って勝手ながらに思っております。
(作詞するだけですが……。。。)

なので書きたい歌詞は引き続き書くわけですが、4人なら4人が生きる歌、ソロなら4人の特徴が出る歌……はもちろん、今まではやっぱりこの方の歌声はこの曲調がいいかなって思って依頼をしていたところがあります。
そういう固定概念を取っ払って色んな歌詞を書いて、色んな曲調、時には私が別に好きでもない曲調(言い方)でも作ってある意味、メンバー4人にも楽しみながら色々と挑戦の意味も込めて歌ってほしいなって思ってます。

とにかく楽しもうっていうのはメンバーになってくれた4名に言ってあります。
私が楽しみたいだけでもあるのですがやっぱり創作活動は楽しくなきゃ意味がないですし、歌はよりそれが伝わりやすいと思いますので聴いてくださる皆さんがより何回も聴きたい、早く新曲を出してくれという風に虜にさせたいと思ってますので応援のほどよろしくお願い致します!

ちなみにですが2月4日を選んだ理由は事前にちょこっと書きましたが立春だからです。

春は始まりをイメージしやすく、直近で1番理由付けになると思ったので選択しました。
私の誕生日の前日ってことで忘れにくいだろうという姑息な想いもありますがここだけの話です(ん?

プロフィールのイラストは絵師様の都合で完成の一歩手前のイラストになっております。
許可を得て公開をさせて頂きましたが完成品を頂き次第、差し替えます。
(差し替え次第、改めて宣伝と共にここの文も修正します)

ファンレターという名のメールもお待ちしております。
歌の感想はもちろん、誹謗中傷以外なら大歓迎ですので是非、応援のメッセージをお送りください!


ではデビューソングの公開をどうぞお楽しみに!

そしてこれからのQUARTET★DIVAのご活躍を期待しててください!



蒼の十字架16
太陽が沈み始めて王子を探しに町へと来ていた青年ことサクは一通りどころか何十週も町を回ったが見つける……否、捕まえることが出来ないでいた。
まぁ、サクにとってみれば見つけたら捕まえたようなもんなのだが。
しかし、いつもならその日に捕まえられる。
つまり夕暮れには城に連れ戻せていたのだ。
それはこのいつもの脱走が王子による退屈しのぎの暇潰しで満足したらサクに捕まってやってるのか、それともただ単に本当にサクが見つけ出しているのか?
その辺の真意は分からないが少なくても今の時間まで捕まえられないとなると流石にサクも真の意味での嫌な予感もしてくる。
これだったら町でガラの悪い男どもをボコボコにしていたっていう最初の証言が現実の方が幾分どころかかなりマシになる。
その場合、王子ということは分からないのだから。
ただ今、他の国同士が揉めていたり、ましてやお見合いの話も進んでいる今、ここで王子の身に何かあったとなればこちらも非常事態だ。
そうなればその隙をつかれて一気に国を落とされる可能性だって十分にある。
日が沈まれたら、正直言って探し出すのは困難だ。
昼の明るい状態でこうなんだから。
なりふりかまってられないと判断……というかもはや決意をしたサクは城に戻って話の分かるやつに応援を頼むことにした。

「サクさんがってよっぽどですね」

「今回ばかりはちょっとな……」

「まぁ、今の状況が状況ですからね。でも自分が言いたいことはそっちじゃないです」

「あん?」

「王子関係は何があってもサクさんが自分で何とかする!というプライドを持ってるようですから」

「いや、そんな気持ちは全くないぞ?」

「あれ?そうですか?」

「俺以外であんなやつの面倒見れる人なんていないだろ」

ため息をつくサクに頼まれている男性はこの人もなかなか素直じゃないなと心の中で苦笑した。
周りに気配りはしっかり出来るし、上司として尊敬もしているがサクももっと自分の気持ちというのを大事にした方がいいと男性は思っていた。
サクは良くも悪くも何だかんだ言いながら忠実、これに限る。

「えっと、手伝うのはもちろん構わないんですが時間も時間ですし、何かあったらということを考えるなら自分よりナオナリやハヤトの方がいいんじゃないですか?」

「ユウジの言ってることは最もだし、実は俺も最初はナオナリに頼みに行こうと思ったんだ」

サクもユウジも城に仕える者であり、厳密に言えば兵士ではない。
普通の人よりは戦えるし、心得もあるが万が一やユウジの言う何かあったらの場合に対応出来るかというと当然、話は違ってくる。
そういう意味で実力もあるナオナリが適役だとサクもユウジも考えたわけだ。

「ただナオナリ、なんか命令を受けたらしくて城に今、いない」

「え、そうなんですか?じゃあ、ハヤトは……ってハヤトは護衛か」

「そう。まぁ、ハヤトに頼んだところで動いてくれるとも思えんが」

ユウジは今度は顔に出して苦笑した。

「そういや、ハヤトに護衛に行かせるためにナオナリに別の命令を出して国に留まらせる的な感じの話をしてましたね」

「なるほど。ハヤトならナオナリに押しつけそうだしな」

数時間前、その通りのやり取りがあったことは二人はもちろん知らない。
しかし、想像がつく辺りハヤトはいつもこういうことをしているのだろう。


蒼の十字架の今更な追記
ブログ連載中の蒼の十字架ですがSS世界観の前世の話ということを最初に書きました。

故に登場人物はみんな、SSで登場済み、もしくはこれから登場するキャラとなっております。

名前は基本的にカタカナです。
国柄とかで漢字表記になるキャラもいる……かもですが?(ぇ
またSSの現世と名前が変わることはありません。

例えば連夜がレンとなるパターンはないです。
連夜が登場する……って言い方はややこしいですがその場合はレンヤとなります。

なぜそのような追記を今、したかというとサクという名前が出てきたので最初に漣朔夜の悪魔の血についての補完作品と銘打ったので誤解を与えたくなかったということで改めて言っておこうと思いまして。

ちなみに11周年記念企画、○○の部屋・第20回で現世のサクも出してますので。

そういう意味でもこれから蒼の十字架のキャラの名前であれ、聞いたことないぞってキャラがいたらSSでは名字が多かったり、まだ未登場ということになりますので蒼の十字架で名前があるキャラに関しては全て現世で存在する名前(キャラ)なので蒼の十字架のオリジナルキャラはいません。
(名前がなかったり、いわゆるモブ的なキャラは別ですが)

もうちょっと話が進んで登場人物も増えてきたら蒼の十字架での登場人物紹介も合間に何回か挟んでいこうと思っているので引き続き蒼の十字架も楽しんでもらえると嬉しいです。


球春到来&今後のSS
どうも、サスです。

2月突入です!
プロ野球、キャンプインです!
西野、初日に発熱って何してんねん!(マテ
今年が勝負年だっていうのに……ケガじゃなくて良かったってコメントが多いですがそれはレギュラーの話であって今年の西野はやらなきゃいけない年。
そんな時、初日から休むって持ってないなーって思っちゃいます。

逆にルーキーの福田も熱を出してチームとは別にキャンプ地入りしましたが練習に参加したみたいですね。
いや、もちろん病状の程度によりますがルーキーは休んでいいよ(ぇ
1月から合同練習やってるんだし、その姿勢は買うが期待もしてるんであんまり無理されても困る……
でも私は比較的、古いタイプの考え方の持ち主なのでこういう選手は応援したくなりますね。

さて各地でキャンプインが始まったわけですがオリックスはなんかキャンプ終盤まで練習試合が組めないらしいですね。
実戦不足が懸念されますが(紅白戦を多く入れたって……ねぇ……)
考えようによってはオープン戦はレギュラークラスの調整に出来ると考えればいいのかなっと。
若手は紅白戦でアピールしてって感じで。
あまり対外試合多いと試したい選手はいるでしょうけど分散もされてしまうので。
紅白戦で厳選してオープン戦で調整してシーズンへ。
ソフトバンクとかと違ってそんなに戦力あるわけじゃないんで逆に強みですね(ぇ
内野手とセンターを守る選手を定めればいいわけですから。

まだキャンプは始まったばかりですが……

セカンド:大城
サード:福田
ショート:安達
センター:駿

ですかね。

大城、セカンドもまだ正直怪しいので福田にしてサード小谷野でもいいし。
でも福田と山足ってセカンドやサードって出来るのかな(そっからかよ
情報が足りないもので(苦笑
やってもらわんとチーム事情的に困るっていうのもあるんで鍛えて欲しいですが。

センターは守備力を買って駿にしてますが個人的には武田、宮崎、杉本といった右打者を推したい気持ちもあります。
武田は攻守に安定しているし、宮崎は昨年の春先のバッティングが出来るなら期待できるし、杉本の身体能力の高さはちょっと長く見てみたいし……
誰かサードぐらい出来ないものか?(まだ言うか

でも外野手で1番推しているのは実は根本だったりします。
絶対に出てくる。
そう信じて……とりあえず、駿が早く一人前になってほしいものです。


さて話は変わって今後のサイトのSSの更新予定ですね。

まずアイさんとのRestartを軸に進めていく予定ですがこちらはアイさんとの話し合いも必要必須なので話し合ったら執筆していくスタンスでやっていくつもりです。

じゃあその間どうするかってことですがいや、もう書きたいのが多くて困ってるんですが……なんせ昨年の9月からSS書いてないもんで(苦笑

とりあえず、試合を書きたいなってことで読み切りで人気のある甲子園決勝話を2本考えていたのでそのうちの1本を2月中に書き上げて公開予定です。

その後はモノクロの世界か絆の在り処を書きたいなって思っているんですが今年は朝里関係の作品を結構、多めに書いて公開していきたいなっていうのも考えているのでまずはモノクロを書かんと話にならないかなっとも思っております。
(絆の在り処も朝里、関わってるんですが)

朝里関係の話を書きたい背景にいい加減、HEAVENをね、そろそろ完結へって思いがわいてきまして。
そういう意味も込めてブログでも蒼の十字架をやってるわけですがHEAVENを書くにあたって以前、HEAVENを書いた後にその他の作品を書いていってもいい(結末を最初に書いた後に埋めていくパターン)って書きましたが……やっぱり、色々と登場人物のしがらみや関係を考えるとしっかり作品は書いた後にHEAVENだなって思いまして^^;

だから今年はHEAVNEへの足がかりになる年にしたいなって思っております。
……が、基本的にはSSの試合を書くのが好きなタイプの私が朝里関係の話ばかり書いて続くとは思えないので(非常にマテ
そういう意味でも結局は色んな話を書いていくことになるとは思いますので出来る限り、1つの作品を連載してっていう形はとりますが間隔が空いたりした場合は中途半端にストックがあるやつをポンっと公開することもありますのでそこはご了承ください。
ジグパズのストックもなくなりましたしね……
頑張らんといけんとです。

拍手ありがとうございます!
追加した一言メッセージも選択して2回押してもらえるともっと喜びます(笑


では2月も頑張っていきまっしょい!






蒼の十字架15
「当然、何かあったらうちの責任問題だ。だから腕のたつやつを指名するだろうな」

「そうなんだよ。それがお前……」

「なわけがない」

ハヤトの言葉をあっさり遮り、否定した。

「俺の役職、知ってて言ってるよな?」

「………………」

ハヤトは言葉に詰まってしまった。
それはそうだ。
何とかその場を収めようとしたのにすっかりナオナリのペースになっているのだから面白くはない。

「俺は兵士の教育係兼守護隊長だ。一応な」

謙遜のつもりの一応だがその地位は兵士の中ではトップクラスだ。
それだけの実力と統率力、そして部下たちの信頼は厚い。

「そんな俺がいくら隣国の王子の見合い相手だからって城を出払っての護衛命令なんて出ないだろ」

「いやー、それがやっぱりうちで頼りになるのはお前だろ?王も腕の立つ者に任せたいって言ってるし」

「だからお前が頼まれたんだろ?」

「……え?」

核心をつかれてハヤトはもうどうすることも出来なかった。

「働きはしないが実力は上も認めてる。更には移動しながらの護衛だ。守備に徹する俺より動きが早く対応力に優れたお前向きの仕事だな」

褒められて悪い気はしないがそうじゃないんだよ。
ハヤトは一刻も早く、ナオナリを説得しなければならなかった。
理由は簡単。
そんな面倒な命令なんて聞けるわけがない。
ハヤトは根っからの面倒臭がりなのだ。

「ま、頑張れ。俺に擦り付けようとしても無駄だぞ?俺はこの後、別件があるからな」

「なっ!?」

「流石のお前も俺以外には頼めないよな?代わりがしくじれば任せたいお前の責任問題だからな」

ニヤニヤと勝ち誇った顔をしているナオナリに無性に苛立ちを覚えた。

「どうやら上もこれを見越しての俺への別の命令だったのかもな」

「ちなみになんだよ、その命令って?」

「言うわけねーだろ。代われって言うんだろ?」

ナオナリ的にも隣国のお見合い相手の護衛は出来ればやりたくはなかった。
日頃の行いの良さがここで明暗を分けたようだ。

「お前が真面目にやればそう事が起きることもないだろうし、大丈夫だろ」

完全に他人事発言のナオナリは刀を鞘に戻してハヤトからもらった飲み物を投げ返して先に訓練場から出ていった。
作戦失敗に終わったハヤトは深いため息をついてその場に座り込んだとさ。


作詞活動の締めと新たな門出
どうも、サスです。

作詞活動をしてsongページを作ったのが2012年、そこから6年の月日が経とうとしております。
まぁ、これが去年とかだったら5周年で区切りは良かったんでしょうがそんなこと全然考えておらず……
むしろ15個のシングルを作った締めということで15thシングルを作った際に少し触れましたが、1stアルバムの方を今は製作しております。

曲数は12曲。
まぁ、お分かりの通り(?)、私が愛してやまない宮野真守さんのアルバムが毎回12曲ということを受けて12曲にしました(ぇ
ただ私が作詞して作曲してもらって歌ってもらって12曲公開。
……だったら3曲×4個のシングルの方が更新的にもお得じゃね?
って思うわけですよ(最低

それに普通のアーティストのアルバムってシングルを出してそのシングルを収録しつつ新曲も含めてって感じだと思うんですが基本、フリー公開の私が今までのシングル曲を入れたって2個公開してるだけになるのでそれもまぁ、意味がない。

でもアルバムと銘打って1つぐらい作りたいなって考えた結果……

詳しい内容はまだ伏せます(ぇ

ただ新しい試みで12人の作曲者様を迎えてアルバム製作をしております。
去年から水面下では色々と依頼、打ち合わせはしており、すでにデモを頂いていたり、歌い手様まで音源が届いている状況の曲もありますがなぜ、このタイミングで発表したかというと単に12人の作曲者様がようやく決まったからです。
もっと前に決まってはいたのですが色々ありましてなかなか発表するタイミングも逃していて……もちろんまだどうなるかは分かりませんが恐らく依頼した12人の方は信頼出来る方々なので大丈夫だろうと思い、発表しました。
作曲者様を探すのも大変なのですが(もちろん条件考えなければいるといえばいますが)、歌い手様も12人必要なのでそっちも大変なのです(苦笑
ぶっちゃけて言うとまだ確定してない方が2人いて1人は多分大丈夫と踏んでるんですがもう1人の方は過去に依頼した経験はあるものの、ツイッターが微妙に更新されてないので連絡取れるかなーみたいな(苦笑
歌い手様は作曲者様よりはまだ探しやすいですが1stアルバムといってる以上、出来れば過去に少しでも自分の活動に携わってくださった方に関わって頂きたいなって思いもあるので。

12人の方のペースを合わせるのはもちろん難しいので完成時期はまだまだ未定ではありますが年内には発表できると思います。
是非、お楽しみに!


そしてもう1つ。
こちらも予定では2月4日に正式発表、公開を致しますが……
作詞活動を更に発展させた企画を考えてこちらも水面下で進めております。

上記のアルバムのこともあるので実際の活動についてはちょっと先になると思いますが2年前ぐらいからやってみたいなっと思っていたことで更にぶっちゃけるとアルバムを作って以降、作詞活動に行き詰った……わけではないのですがただ単にまたシングルとして公開をしていくのもつまらんなーって思ってまって(苦笑

なのでアルバムを作っているこのタイミングでやってみようと思い、その企画に参加してもらいたい方々にお声をかけて一応、いいお返事をもらい、色々やり取りを重ねてこちらも発表できるタイミングとなりましたので2月4日にしたいなっと思っております。

なぜ2月4日かというと深い意味はないのですがやっぱり理由というかなぜこの日を選んだかっていうのが欲しかったので5日が私の誕生日なのでそうしようかとも思ったのですがブログ記事がどうせ誕生日のことを触れることになるから被るのは良くないなっと思いまして。
それで4日が立春ということで春を迎える、春はやっぱり『始まり』をイメージしやすいと思ったので2月4日というのは近い中で1番理由になるんじゃないかなっと。


もう5日後の話なのでお楽しみに。

今まで以上に楽しくなる(主に私が)こと間違いなしなので今後の作詞、songの方も期待して頂けると嬉しいです!


後、拍手、最近知ったのですが一言メッセージがあると思いますが今まではコメントがあれば書いてもらうっていう感じでしたがもっと簡単に私が言葉を考えてそれを選ぶだけでもう1回拍手して頂ければそのメッセージが届く機能があるみたいだったので作ってみました。

単に拍手数増えるかなっていう下心丸出しの考えですがその選ぶコメントの中で思うことがあったり、単純に送ってやるかって思ったら選んで2回目送ってもらえるとやっぱり拍手を送ってくれた方々の気持ちももっと分かると思うので選ぶだけでわざわざ書くより送りやすいと思うので使ってみてください。
頑張れ、とかメッセージでこれだけ書くのもな……っと気を遣っていた方もこれならと思いますので。

一応、予告ですが明日は蒼の十字架になります。


ではではノシ





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