卒業
大好きな人がいました。

君を見てるだけで幸せでした。

でもいつの日か君の横にいる自分を想像するようになっていました。

でもそれは叶わない夢。

だから諦めます。

好きだった君から卒業する。

それはきっと新たな出会いの1歩となるはずだから。


再会
久しぶりに会った君は雰囲気が変わっていた。

もう一度、やり直したい。

そんな言葉を君の彼氏の話で飲み込んだ。

もう君は新しい人と幸せな道を歩んでいるんだね。

そんな君に言える言葉はただ一つ、ありがとうだった。

素敵な大人になっていたあなたに……

僕もゆっくり大人になるよ。


STAY
いつからだろう?

僕はこの街から離れられなくなっていた。

理由……考えてみれば簡単だった。

君がこの街から去っていったから。

待ち合わせも約束も出来ないから今もこの街にいるよ。

君が帰ってくるのをただ待ってる。

ふと風が吹き抜ける。

振り返るとそこには君がいた……そんな気がした。

大丈夫。

僕はいつまでもここにいるから。

君の帰る場所を用意して待ってるよ。

寂しくも暖かな風が再び吹き抜けた。


ここにしか吹かない風。

この風はあなたですか?

次はどこに吹きますか?

場所さえ分かればまた会いに行きます。

心地よい風を感じに行きたいです。

この風はあなたですか?

次はどこに吹きますか?

あなたの優しさを感じに行きたいです。

風が背中を押してくれます。

この風はあなたですよね?

次もこの場所で吹きますか?


一人静
色んな花がある。

都会でたくましく咲いている花。

田舎でひっそりと咲いている花。

どの花も咲き誇ればキレイな花となるだろう。

でも知っていてほしい。

都会では上手く生きていけない花の存在を。

田舎では咲き誇ることができない花の存在を。

花にも色んな花がある。

人も同じ。

みんな、輝ける場所があるはず。

もし今、あなたが輝けてないならそれは場所が合ってないから。

そしてふと思い出して欲しい。

輝けたその時、あなたの心の庭ではたくましく、そしてひっそりと花が咲いています。




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