STAY
いつからだろう?

僕はこの街から離れられなくなっていた。

理由……考えてみれば簡単だった。

君がこの街から去っていったから。

待ち合わせも約束も出来ないから今もこの街にいるよ。

君が帰ってくるのをただ待ってる。

ふと風が吹き抜ける。

振り返るとそこには君がいた……そんな気がした。

大丈夫。

僕はいつまでもここにいるから。

君の帰る場所を用意して待ってるよ。

寂しくも暖かな風が再び吹き抜けた。




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