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輝き続けた侍~背番号51の栄光~
今日、この日はきっと生きてる間に迎えることはないんじゃないかなって大袈裟ではなく思っていた。

でもやっぱり、来る時は突然ですね。

いや、みんな、予感はしていたと思う。
自分も何となくだけど……思いたくなかったけど頭の片隅にもしかしてってそんな不安は拭いきれなかった。

第2回WBC、侍は苦しんだ。
だが最後に最高の役目を果たした。

今回もどんなに打てなくても開幕戦で打って現役を続けてやはり背番号51は第一線で生き続けるんだって。

そんな現実を信じてた。

でもそんな侍も年齢にそして1年間のブランクに打撃が明らかに狂っていた。
努力を試合にとにかく出続けた彼にとって1年間休んだというのは明らかにマイナスでしかなかった。

ケガで離脱なんてなかった超一流、天才、そんな言葉ですら彼には失礼である。

唯一無二の今後現れないであろう日本が誇る野球選手。

……でも、どんな選手もそんなことを言われながら引退をしていった。

きっと彼ならこう言うだろう。

『僕の記録を破る選手なんてすぐに現れると思いますよ』

真逆なことも言いそうな気もする。

もちろん、ファンは……全員……その真逆のことを思って……る……

ありがとう。

あなたの現役生活をリアルタイムで見ることが出来たこと、本当に幸せです。

あなたがいたから今、そのチームを応援してます。

あなたがいたから、野球が好きになりました。

あなたの人柄に憧れ続けてました。

明らかに異質な存在。
日本国では疎まれるはずがその圧倒的な存在感と成績で周りを黙らせ、賞賛に変えた。

まだ、言わない。
『引退』の二文字があなたの口から出ても、俺はあなたに『お疲れ様』なんて言わない。

だってもっと驚くことするでしょ?

誰も考えつかないことをあなたはやるはずだから。

だから今、あなたに言える言葉はこれしかない。

『ありがとう。夢と感動を与えてくれて……ありがとう』









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